スクロールする
作図中にスクロールする
Vectorworksプログラムでは、図形を作図する際に図面領域を自動的にスクロールします。
自動スクロールを使用するには:
任意の描画ツールを選択します。
マウスボタンを押したまま保持して、描画を開始します。
スクロールバーまたはルーラーの上部、あるいは上部を越えてカーソルをドラッグします。
図面ウインドウがカーソルの方向にスクロールします。
クリック-クリックモードでは、マウスボタンを押さずに描画している場合、カーソルがスクロールバーまたはルーラーを越えると自動スクロールが停止します。これはスクロールバー、ツールパレット、ツールセットの相互作用を考慮するためです。
スクロールバーを使用する
スクロールバーを使うと、画面上で図面を自由に移動できます。ただしスクロールバーは、より頻繁に再描画が必要となるため、小さな移動の場合に使用するのが最適です。大きな移動の場合はパンツールの方が高速です。スクロールバーを表示または非表示にするには、環境設定ダイアログボックスにあるスクロールバーの設定を変更します。
マウスホイールでスクロールする
ホイール付きのマウスで、Ctrlキー(Windows)またはCommandキー(Mac)を押しながらホイールを前方または後方に回すと、ウインドウが上または下にスクロールされます。ウインドウを左または右にスクロールさせるには、Shiftキーを押しながらホイールを回転させます。
マウスホイールの動作は、環境設定ダイアログボックスの描画ペインにあるマウスホイールでズームするで設定できます。デフォルトでホイールをスクロールする設定にできるため、追加キーを押しながらホイールを回転させてスクロールする必要はありません。詳細は、環境設定:描画ペインを参照してください。
マウスをセットアップする段階で標準のスクロールを無効にした場合、この機能は正常に動作しません。たとえば、マウスのスクロールサイズを「なし」に設定している場合、Vectorworksプログラムではマウスでスクロールする機能は無効になります(この機能に必要とされる具体的な設定は、使用するマウスの種類によって異なります)。